今こそ、東北へ!
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雪の白色に埋まる冬、風そよぐ夏。三味線の響きが印象的。太宰治のふるさと・津軽。その抒情を満喫する。 太宰治にとってのふるさと、津軽とはどういう町か。小説「津軽」や「善蔵を思う」には、太宰の津軽に対する愛憎相半ばする心境がたびたび登場します。斜陽館には、太宰が幼少時に使用していた衣服や写真、家族へ宛てた書簡、愛用の文机、直筆原稿などを展示。太宰文学の源流を知ることができます。また、数あるねぶた・ねぷたの中でも、五所川原の特徴は立佞武多。立佞武多の館には「立ち」の名の通り高さ20m強もある巨大な山車が3台展示され、その迫力はまさに圧巻。津軽三味線の歴史や郷土芸能、そして三味線の生演奏を楽しむなら、芦野公園と津軽三味線会館へ行きましょう。変わりだねなら、スコップを三味線代わりにした演奏がすばらしい津軽すこっぷ三味線快館もおすすめです。津軽半島を旅するなら、津軽鉄道のイベント列車もご利用ください。夏には軽やかな音色が涼しそうな風鈴を下げた「風鈴列車」、冬にはダルマストーブが車内を暖める「ストーブ列車」が運行されます。1234675赤~いりんご/五所川原特産、花や枝、果肉まで真っ赤な珍しいりんご。生はもちろんジュースも美味。五所川原Gosyogawara-shi❶太宰治記念館 斜陽館/太宰治の生家が、旅館を経て記念館に。貴重な資料や建築をそのままに保存。❷立佞武多の館/大型立佞武多3台が見学可能。巨大スクリーンの映像・音響効果が迫力満点。❸十三湖のしじみ/汽水湖の十三湖は有名なヤマトシジミが多く採れる湖。さまざまな料理で味わえる。❹芦野公園/太宰の文学碑や歴史民俗資料館、津軽三味線発祥の碑のほか、ヒグマや鹿などのいる児童動物園なども。❺津軽すこっぷ三味線快館/プロによるすこっぷ三味線の生ライヴが楽しめるほか、全国各地のスコップの展示も。❻津軽三味線会館/津軽三味線の生演奏(1日3~4回・時季により異なる)が楽しめ、予約にて体験学習も可能。❼津軽鉄道/夏には涼しげな風鈴列車、冬にはダルマストーブにあたれるストーブ列車として特別運行。10青 森岩 手宮 城秋 田山 形福 島イベント[五所川原市]

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