今こそ、東北へ!
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む つMutsu-shi神秘的な風景の海と山に奇跡の美しさがある。本州最北の地。その幽玄と豊かさを一周して楽しむ。 本州最北・下北半島。半島最高峰の釡臥山の展望台から周りを見渡せば、日本三大霊場である恐山やマサカリの形をした半島の輪郭線をほぼ一望します。大湊から陸奥湾沿いに西へ走れば、川内を経て、鰯の焼干しと北限の猿で有名な脇野沢、そして海峡ラインを通ります。まるで死後の世界の風景を思わせる佐井村・仏ヶ浦の幽玄美は、観光遊覧船で海から眺めるのがおすすめです。海峡ラインの北の果ては、マグロで有名な大間町。刺身やすしはもちろん、丼や定食などで手ごろに楽しめるのも本場ならでは。大間崎から津軽海峡を東南に下れば、下風呂温泉郷や元祖烏賊様レース、生きたまま水揚げされる鮟鱇で話題の風間浦村があります。さらに東南に下った大畑から山側に入れば、原生林に囲まれた薬研温泉や奥薬研温泉。ひと風呂浴びて来た道を少し戻り、東に進路をとれば、国の重要無形民俗文化財に指定されている能舞や、白亜の尻屋埼灯台、寒立馬の東通村があります。春には、愛らしい仔馬にも会えることでしょう。13北限の猿/世界の猿類分布でも最北限。民家近くにも出没するので、バッタリ出くわすことがたびたび。❶霊場恐山/地蔵信仰に基づく死者供養の霊地。恐山大祭や恐山秋詣りにはイタコの口寄せに多くの人が並ぶ。❸大間のマグロすし/太平洋と日本海が交わる津軽海峡で、イカ、サンマなどを餌に育ち上質な脂がのったマグロ。❷みそ貝焼き/ホタテの貝殻を鍋代わりに、ダシで魚介を煮て味噌をとき、卵ととじた漁師料理。通称” ミソカヤキ”。❹大湊海軍コロッケ/下北の新鮮な素材を使い、ヘットを配合した油で揚げた香ばしさが特徴。店によって個性あり。❻仏ヶ浦/如来の首、五百羅漢や一ツ仏などの奇岩と地蔵堂や極楽浜の総称「仏ヶ浦」には、観光船か断崖絶壁に取り付けた板張りの階段を下りて行く。❺風間浦鮟鱇/風間浦村のキアンコウ(風間浦鮟鱇)は、港から漁場が近いために生きて水揚げされ、刺身として食すことができる。❼寒立馬/南部馬を祖先に改良された「寒立馬」は、雪の吹きすさぶ中、じっと立っている姿が印象的。2546711青 森岩 手宮 城秋 田山 形福 島イベント[むつ市]

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