東日本大震災10年の軌跡
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第1部東日本大震災沿岸部被災地区商工会議所連絡会は、震災で多大な被害を被った沿岸部の商工会議所が、相互の情報交換等を通じて、復興への取り組みや地域づくりを促進していくため、2011年7月に設立された。設立当初の代表は気仙沼商工会議所の臼井賢志会頭(現・同会議所名誉会頭)で、東北の青森、岩手、宮城、福島県のほか、同じく太平洋側で被災した茨城県と千葉県も参加した。連絡会の主な取り組みは、早期の復旧・復興に向けた共通の問題や課題について、連携して要望活動等を行うことである。設立初年度である2011年は独自に政府に対して要望を行い、翌年からは日本商工会議所会頭も交えた態勢で、政府への働きかけを強めている。東日本大震災沿岸部被災地区商工会議所連絡会2■設 立 2011年7月21日(木)■参加商工会議所 <青森県> 八戸商工会議所 <岩手県> 釜石商工会議所、宮古商工会議所、       大船渡商工会議所、久慈商工会議所 <宮城県> 仙台商工会議所、塩釜商工会議所、       石巻商工会議所、気仙沼商工会議所 <福島県> いわき商工会議所、原町商工会議所、       相馬商工会議所 <茨城県> 日立商工会議所、       ひたちなか商工会議所 <千葉県> 銚子商工会議所 <連合会> 青森県商工会議所連合会、       岩手県商工会議所連合会、       宮城県商工会議所連合会、       福島県商工会議所連合会、       茨城県商工会議所連合会、       千葉県商工会議所連合会       (計15商工会議所、6連合会)■代 表 気仙沼商工会議所 臼井会頭(2011年~)     石 巻商工会議所 浅野会頭(2013年~)     原 町商工会議所 高橋会頭(2016年~)     宮 古商工会議所 花坂会頭(2019年~)※連絡会の1回目の要望は93ページに掲載。写真上は、連絡会の設立にあたってあいさつをする日本商工会議所の岡村会頭(当時)。下は同じく東北六県商工会議所連合会会長の立場で発言する鎌田会頭。山口復興担当副大臣(当時)に要望書を手渡す鎌田会頭(2011年7月21日)。その左隣は岩手県商工会議所連合会の元持会長(当時)。一番左は連絡会の会長である気仙沼商工会議所の臼井会頭(当時)。仙台商工会議所 東日本大震災 10年の軌跡84

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