今こそ、東北へ!
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05太古の昔に芽吹いた情熱の文化。豪雪が降る冬、ねぶたで熱い夏。荒ぶる神の住むところ。 青森県のまんなか、青森湾を北にした青森市。縄文から続く歴史と文化の基礎を三内丸山遺跡に見た後は、港町の魅力を感じに市街地へ。海沿いを歩き、アウガやアスパムで本州最北端の物産を買い、八甲田丸の勇姿に青函連絡船の歴史を感じます。青森の風景と文化をたいへん愛した棟方志功の記念館には、貴重なその作品を国内最大規模で収蔵・展示。関連資料も充実しています。ねぶたの家ワ・ラッセでは、実際のねぶたを間近で見て、ねぶた囃子の生演奏やハネトの踊りを楽しみます。市内には、津軽三味線の生演奏を行う飲食店や宿もあります。ホタテの貝殻を器に、新鮮なホタテの身を味噌仕立てで焼いた「かやき」、生姜をたっぷりすりこんだ味噌だれで味わう青森おでんなど、地酒によくあう名物料理を楽しみながら、じょんがらの口説きを聞きましょう。雪に閉ざされる極寒の冬、ねぶたに熱狂する熱い夏。この正反対の激しさが、青森をより魅力的なまちにしています。134567青森生姜味噌おでん/戦後、青森駅周辺の屋台からはじまったとされる。「青森おでんの会」も発足している。❶ねぶたの家ワ・ラッセ/青森ねぶた祭の歴史を紹介。吹き抜けのホールには、実際の大型・中型ねぶたを展示。❷青森県観光物産館 アスパム/正三角形のフォルムに観光案内、物産館、展望台などを擁する情報発信の拠点。❸津軽三味線/津軽三大民謡および五大民謡を中心に、基本的に即興にて演奏される。若手の活躍も目覚ましい。❹三内丸山遺跡/縄文時代、約5500年~4000年前の1500年間にわたり定住生活が営まれた大規模集落の跡地。❺青函連絡船メモリアルシップ 八甲田丸/青函連絡船80年の歴史や構造などを紹介する鉄道連絡船ミュージアム。❻ホタテ貝焼き味噌/10年物の大きな貝殻を器に、新鮮なホタテを味噌と卵で焼いた郷土料理。通称「かやき」。❼A-FACTORY/厳選した青森りんごを使った「青森シードル」の工房と、青森グルメが一堂に会する複合マルシェ。青 森Aomori-shi青 森岩 手宮 城秋 田山 形福 島イベント[青森市]2

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