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㈱ミューシグナル 代表取締役 宮﨑 晃一郎 氏、営業部長 本田 裕二 氏

商工会議所と活発にコミュニケーションを取りながら、地域に貢献できる企業を目指します。

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宮﨑 晃一郎 代表取締役(中央)と本田 裕二 営業部長 (右)と亀田 蔵人 経営支援員(左)

新製品の販路拡大を相談

 弊社は、半導体設計とデジタルオーディオ機器開発の分野で経験を積んだエンジニアが集まって2019年に発足しました。「誰も見たことがない製品づくり」を意識しながら、部品選定や回路設計、それらを動作させるソフトウエアまで、すべて自社で進められる開発力が強みです。
 そんな私たちが、初めて商工会議所に足を運んだのは、自社開発商品の販路拡大の方法について相談することが目的でした。その後も世界初のWi-Fiオーディオシステムである「ミュートラックス」の販路拡大について、具体的なアドバイスをもらいました。このシステムは1台の音源から複数台のスピーカーに対してWi-Fiで音楽を配信するので、従来のBluetoothでは届かない距離でも、音ズレを生じさせずにリアルタイムで音を届けることができます。商工会議所では、この唯一無二の特長をもつ製品を周知するためにさまざまなサポートを提供してもらえたので、とてもありがたかったです。

首都圏でのPRを多面的にサポート

 実は、仙台商工会議所が主催する「新商品・新サービス合同プレス発表会」に参加を申し込んだ2019年の時点では、弊社は商工会議所の会員ではありませんでした。それにもかかわらず、最初に対応してくれた支援員の亀田さんが非常に温かく迎え入れてくださり、とても心強く感じたのを覚えています。
 この合同プレス発表会の開催に合わせて行われた、専門家の講師によるセミナーでは、プレゼン資料のつくり方やプレスリリースの書き方なども細かく教えてもらうことができました。その結果、テレビや地元紙などメディアからの取材を受けることができ、手応えを感じましたし、その後も継続的にさまざまな情報やサービスを提供してもらっています。
 弊社は設立5年目のスタートアップ企業で、蓄えが十分ではないので、特に首都圏での展示会に出展する際の出展料や旅費、宿泊費に対しての補助金をもらうことができたのは、非常にありがたかったです。さらに現在は、弊社製品の実証実験に関する相談にも乗ってもらっています。これも商工会議所との定期的な情報交換が功を奏した結果だと感じています。
 商工会議所には、地元中小企業を応援するたくさんのメニューがあります。自社の事業や課題解決に関連するものを選んで利用することで、受けられるメリットはさらに大きくなると思いますので、まだ利用したことがないという企業の方々には、「ぜひ有効活用してください」とお伝えしたいです。
 弊社の根っこにある「地元貢献」という理念は、弊社と商工会議所の共通する部分であると思っていますので、今後もともに情報を共有、交換しながら、地域を盛り上げていくことができればと思っています。

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開発した商品の一部。クラウドファンディングで5千万円以上もの出資を集めて開発された「GODJ Plus」(写真右上)は、これ一台でどこでもDJができるため、コアなファンの間で人気を博している。
創 業 2019年10月
事業内容 DJ機器やオーディオプレーヤー、スピーカー等の音響機器の開発および販売。
所在地 仙台市青葉区上杉2-3-7 K2小田急ビル4F
HP https://www.musignal.co.jp

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